経理会計職
2023年入社 K.Tさん
経理会計職では、各部門の業績や景気動向、他社情報を経営幹部に報告し、企業の経営に関して意思決定をサポートする管理会計、株主に会社の現在の状況を数値を通じて伝える財務会計、そして正確な税務申告を行う税務会計を担っています。
他の職種とは異なり、目に見える成果を上げることは難しい面もありますが、それゆえに経営判断に必要不可欠な基盤を築く役割を果たしています。また、社内の様々な部門と連携を取りながら、情報を整理し、伝える橋渡しの役割も担っています。
私は管理会計の業務で、自社と同業他社を比較するツールの作成に取り組みました。メンバーとともにゼロから定義を行い、その後プログラムの作成を進めました。また、作成業務と並行して、全体のスケジュール管理も担当しました。この経験を通じて、ゼロから物事を考えることやスケジュールを意識した進捗管理の難しさに直面しましたが、それ以上に財務諸表への理解が深まり、進捗管理のコツや注意すべき点など、成長につながることが多くありました。
経理会計職においてはチームプレイが非常に重要です。自分のミス(集計ミスや計算ミス)が原因で、他の方の作業が誤った結果となり、全員が再度処理をやり直さなければならないことがあります。そのため、同じミスを繰り返さないようにチェック項目を追加したり、集計や計算方法の見直しを行ったりすることを心掛けて日々の業務に取り組んでいます。

将来の夢や目標
現在は財務会計、管理会計、税務会計と幅広く担当しています。私の目標として、この3つの「会計」に通用する能力・知識を持ちながらも、どれか1つの「会計」について専門的な知識を持った人材になりたいです。1つの「会計」については現在模索中です!
私の職種では、さまざまな部署の方々と関わることができるため、チームワークの重要性を実感しています。また、原料から製品になり消費者に届くまでの過程で生じるお金の流れを理解できることも大きな魅力です。普段の業務は個別に担当することが多く、個々の業務に集中して取り組むことが一般的です。さらに、先輩や上司も同様に個々の業務に向き合っていますが、自分の分からないところを明確にして聞きに行くと、先輩や上司の皆さんは、仕事の手を止めて真剣に教えてくださいます。
私は地元新潟に戻り、社内の橋渡し役となれる職種に就くことを目指して就活を進めてきました。学生時代には生物学を学び、マイクロやナノ単位の数値を扱って研究を行いました。この経験が現在の数字に関する能力に役立っています。就職活動を通じて感じたことは、自分を飾らず、私はこう働きたいという意志をしっかり伝えることの重要性です。就職活動ではぜひ、素直な自分を大切にしながら進んでいってほしいと思います。




