経理会計職
2011年入社 T.Mさん
各部門の業績、景気動向、他社情報を経営幹部に報告し、経営に関する意志決定のサポートをしています。
また、株主に現在の会社状況について数値を通して伝えていくことも重要な業務です。ブルボンでは、月次決算・四半期決算・年次決算の財務諸表を作成しています。
会社を船と捉えた時に、経理会計の仕事は「航海士」の役割と言われます。私たちがまとめた数字が会社の今後の方向性を判断する大切な指針になっているのです。
その他の業務として、まだまだ経理・会計に関してはシステム化・合理化していく点が多いため、新しい技術に挑戦することで、事務処理にかかる作業時間を削減していく事も重要な仕事内容になります。
経理会計職の仕事は個人ではなく、チームで行っていますので、自分のミス(集計ミス、計算ミス)で他の方の作業が誤った結果となり、もう1度処理をやり直しになってしまうことがあります。
そんな時は非常に申し訳なく思います。だからこそ、同じミスをしないようチェック項目を追加したり、集計・計算方法を工夫して改善を行い、ハードルを乗り越えています。
将来の夢や目標
自分が企画・立案したシステム(仕組み)を導入して、ずっと使ってもらえるように構築できたらいいですね。
会社に自分が活動した痕跡を残せるわけですから!
会社から、いろいろな事に挑戦させてもらえているので、自分の経験値をあげる事ができます。
現在は、『柏崎市リーダー塾(※)』に通わせてもらっています。本社がある柏崎市は大きくない街ですが、いろいろな企業のリーダー候補の人達と知り合えて良い刺激をもらっています。
会社も大勢の従業員がいますので、様々な部署の人と話すのも楽しいです。同じ会社にいても部署が違うと、業務内容も異なるので話を聞くだけでも良い刺激になります。
お昼には、他部署の人達と一緒に食事をとり、いろいろな話をして楽しく過ごしています。
仕事終わりに食事に行く事もありますし、有志でのサークル活動や従業員組合の行事に自由に参加することができます。
私はこれまでドラム缶でピザを焼く体験やディズニー旅行等に家族で参加しました。今度はフルーツ狩りのバス旅行に参加したいなって思っています!
(※)柏崎リーダー塾
柏崎で働き活躍する社会人が、自らの仕事だけでなく、自分の「会社」、「まち」、「地域」の課題を考え解決するために、公共の視点を持ちながら果敢に取り組むことができるリーダーの育成を目指している外部主催のプログラムです。
企業会計は、外部報告用の「財務会計」と内部報告用の「管理会計」に分けられます。
企業によっては、「財務会計」を行う課と、「管理会計」を行う課に分かれている場合もありますが、ブルボンでは会計管理課が「財務会計」と「管理会計」の両作業を行っています。
業務量は多いかもしれませんが、全ての業務を理解していないと税務に関する問題点や課題の本質を見落としてしまうおそれがあるためです。
そのため、法律が改正になった時に勉強する事は多いです。決算が繁忙期となりますが、決算作業が終わると勉強や新しい技術に関する調査、導入準備を行っており、メリハリがあると思います。
月次決算において原価計算と実際原価の原価差を分析します。
分析内容は、簿記の授業にある「工業簿記」の原価分析と同様に①価格差異と②数量差異に分けて分析しています。
このように勉強している内容が役に立つので、授業内容を覚えるだけでなく、理解することで経理・会計の仕事が一層身近に感じられると思います。